結婚式準備・直前美容

これは結婚式準備の記事書こうと思って当時のスケジュール帳見たら思ったよりやってないな…?となり、放置していた記事です。

エステとかジムとか行ってないから、直前にしては余裕ある気がしますが、他の準備と混ざって忙しかった!!って記憶になってたっぽい。ので、こんだけでも準備後回しタイプは結構大変かと。

一か月で↓をやりました。

  • 美容院(2回)
  • 美容皮膚科(2回)
  • シェービング&眉サロン(2回)
  • まつエク(1回)
  • ジェルネイル(1回)

当時のスケジュール通りに書きます。

 

1か月前

・美容院(1回目)

受けたのが昔過ぎてトリートメント効果ってどれくらい保つのかがわからず、本番前いつ行ったらいいか見極めのために受けました。

黒髪の人は染めてる人より色で華やかさに欠ける&動きがあるヘアスタイルでも目立ちにくいから、髪の毛ツヤツヤはマスト!というのをどこかで読んだので、黒髪の人は意識すると良いかもと思います。

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↑ヘアメイクリハ。こんだけ動きあっても黒髪だと本番そんな目立たない

・美容皮膚科(1回目)

挙式半年前から顔のリニアハイフとか、背中のハーブピーリングとか色々通ってたのですが、大体どこの病院も挙式の1か月半くらい前から攻めの施術は受けられないルールになっています。

なので1か月前は逆にやることなかったのですが、こちらの動画を拝見し、一個だけ試したのがヒーライトという施術。

ハイフもピーリングも正直そこまで劇的な変化を感じていなかったのですが、これは10分の施術でものすごい効果を感じた。私の人生でこんな肌綺麗だったことないのでは。

傷を治す効果を早める赤外線を浴びることで肌の補修が進む、みたいな理屈で、前日でも受けられるのもとてもいいです。

動画にもありますが、一回だけだと効果は1〜2日程度。でも5,000円くらいが相場でこんな効果あるならいい美容液に使うより断然よかったなと思っています。

 

1〜2週間前

・シェービング(1回目)

リハが必要なので2週間前に行ったは行ったのですが、ウェディングなら1か月前までにリハ受けないとだめらしく(万一肌荒れした場合挙式までに治らない可能性があるから)、相談の上、うなじだけ施術しその様子次第で本番やるか決めることになりました。

結果肌荒れしなかったので本番もお願いしましたが、うなじが平気だったからと言って背中や顔が荒れない保証はなくひやひやしたのでこれからの方はお気をつけを…様子見って言ったってドレス着る以上シェービングはやるしかないので。

ちなみにこの美容師さんがめちゃくちゃいい人でかわいかったので、その後も着物着る機会などではお願いしている。推し。

・美容院(2回目)

1か月前にリハ的に受けた結果、1番いい状態なのは1週間くらいまでかなと思ったので、このタイミングでトリートメントを入れました。

・まつエク(1回のみ)

1週間前に行きました。これも2ヶ月くらい前にリハでやっていてかなり保った記臆があったので1週間前に。シェービングとか爪とか直前にやらんといけんもんが多いので、優先順位つけてました。

 

3日前〜前日

・シェービング(2回目)

3日前に受けた。大体どこも挙式3日〜1週間くらい前までで受け付けているようです。でも1週間前ってまた生えてこない…?と不安になりぎりぎりに予約。角質も一緒に落ちるから肌質もよくなりました。

眉カットも含めたプランにしたので、眉サロンに行かずに済んだ。

・ジェルネイル(1回のみ)

手元の写真は撮られるのでマスト。普段ジェルネイルしないので勝手がわからなかったのですが、1週間前に施術したら普段の生活で傷ついたor剥がれたという話も聞き、怯えて前日の朝に予約入れました。普通のフレンチネイルです。

・美容皮膚科(2回目)

ヒーライト2回目。前日はネイル(10時@新宿)→美容皮膚科(12時@銀座)→ホテルチェックイン(15時@品川)で忙しかった。でもその疲れを隠して余りあるヒーライト効果。うまく寝付けず睡眠時間は6時間にちょっと足りないくらいだったかと思いますが、当日起きてもなんの問題もなかった。強すぎる。

総括

今見直すとウェディング美容は基本ハイライトを足す作業なんだなーと思いました。爪も肌も髪も(ヒーライト受けたので特にですが)。

やろうと思えばもっとできたんでしょうが、ゲストと至近距離の時間ってそんな長くないし、あえて優先順位つけるなら細かいところより面が広い順(シルエット>>肌>髪>>>>>爪)に注力した方がいいと思っていました。芸能人じゃないしね!

花嫁美容は一大コンテンツですので、たくさん情報がありますが、取捨選択の一例として参考になればうれしいです。

みんな三重行ったほうがいいday2〜伊勢神宮、赤福外宮前店、山口屋〜

 2日目は伊勢神宮へ。昨夏も訪れてはいるものの、再訪したくリクエストさせてもらいました。

一番の目当ては赤福の冬季限定のぜんざい。絶対に食べたい。

伊勢神宮

まずは外宮でお参り。


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伊勢神宮のすごいとこ聞かれたら私はまず木のデカさって言う。大人が数人手を繋いでやっと届く太さの幹の木がそこらじゅうにあり、信心深くない私ですら怖さを感じる。たぶん突き詰めたら時間への畏れなんだろうと思いますが、大木を目の当たりにすると、時間軸のスケールが違いすぎて、謙虚であらねば…という気分になる。

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巨像の足みたいな木の根っこ。並んで比較画像とか撮ればよかったー。

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これは帰り際の写真ですが、外宮の入り口の木が一本だけ紅葉してて、夕日が当たってめっちゃ綺麗だった。

赤福外宮前店

時間があまりなかったため、不謹慎ですが今日は内宮のみ参拝する予定でした。が、4km手前の伊勢市駅を過ぎたあたりから大渋滞。2時間待ちとナビが言うので外宮に目的地変更していました。

外宮も大好きなものの、赤福ぜんざいは持ち越しだなーと思っていたところ、参拝後、外宮を出てすぐの参道に赤福の店舗を発見。本当に生まれて初めて素で神様…!って思った。他店舗のリサーチすら怠った私なのに、ご利益が早すぎます。

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おいしすぎる…!私はぜんざいの構成要素だと餅がダントツに好きで、餅を食べるためにぜんざいを食べているのですが、赤福のは餅もあんこも塩昆布も何もかもがおいしすぎる。夏でも注文するので年中売ってくれないかなーー。

山口屋

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今回の旅行、ラストの食事は伊勢うどん

これも三重に頻繁に来るようになるまでは食べたことがなく、「コシのないうどん」と言われてもピンと来なかったのですが、一回食べたら好みどんぴしゃで大好きになった。

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友人のおすすめで山口屋さんへ。壁一面にサイン色紙。室内の昔ながらの雰囲気が素敵だった。

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友人の(右)は牛すじ煮込みだったかな?私はぜんざい直後だったので軽めの月見にしました。水分を限界まで吸って膨らんだやわやわの麺にたれが染みてて本当に美味しい。ここもまた再訪したい!

限界までお腹いっぱいになったので帰路に。友人がずっと運転して四日市まで送ってくれました。プランニング全て甘えておきながらこの体たらく。感謝してもしたりない…

 

 

ちなみに、初めて新居とご実家にもお邪魔できて嬉しかったー。ジブリに出てきそうなお母様とご実家(天沢くん家が1番近い)にはしゃぎまくった。その後向かった美しい新居には、美しく優しく賢い旦那様に目が大きすぎるベビー、そこに学生時代からずっと可愛い友人が加わり、新居の日当たりも相まって目が眩む光景でした。

彼女とは関東の学校で出会い、卒業旅行も2人で2回行った仲だったので、三重に戻ると聞いた時は「どうしよう」ってなったのを覚えています。

それから何年も経ってこんな形で友人の地元を回れて嬉しかったし納得した。これは戻るわ!仕方ないわ!

伊勢の神様の国で幸せに暮らしておくれ。

おまけ

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山ほどお土産持たせてもらって一つ残らず美味しかったのですが、見逃されそうなやつだけご紹介。三重のお菓子メーカー「野田米菓」のごぼうあられ、絶品です。三重行った人全員買った方がいい絶対。

みんな三重行ったほうがいいday1 〜スワサロン、工場夜景、なばなの里、ゑびすや〜

最近三重にご縁がありお邪魔する機会が増えたのですが、みんなまじで三重行ったほうがいいよ!!!

以前はパワースポットにもさほど興味がなく牛肉に数万出せるほどお金もないため伊勢神宮松阪牛と言われてもピンと来なかったのですが(不敬罪)、そんな私が今や何度行っても足りないと思うほど。三重の方は謙虚なので私が言うが、もう本当にすごいんだから。

先日三重出身のお友達の案内で三重を満喫させてもらったので記録しておきます。

近鉄四日市駅周辺

スワサロン

カフェテラス スワサロン - 近鉄四日市/喫茶店 | 食べログ

まずは友人おすすめの純喫茶へ。1番人気の鉄板イタリアンを注文しました。私は普段ケチャップ系のパスタは食べないのですが、三重のは別格です。太めのパスタ、甘いケチャップ、赤いソーセージで、こんなの嫌いな人なんかいない。

関東のは辛いからあまり好きじゃないだけなんだ!とここで気づきました。甘いケチャップ万歳。

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これにコーヒーついて680円、平日はさらに日替わりパンついて630円(今はわかりません)。すごすぎるよ。

気に入りすぎて後日再訪した時はケーキもいただいた。これもちゃんとおいしいのにショートケーキ300円、モンブランとアップルパイ280円。本気出したらすべてのコンビニを潰せるのではと思う。

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このかわいい看板も見てほしい。私は若干フォントオタクの気があるので(知識はない)、この看板の文字だけでもときめく。あと店内が控えめにクリスマス仕様なのもよかった。

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四日市ポートビル

四日市といえば工場夜景。夕暮れの時間帯に合わせて車で連れて行ってもらいました。

写真集で見るのは海上からの撮影が多くて知らなかったのですが、こちらのビルの展望展示室の四方がガラス張りになっており、屋内から夜景を楽しめます。

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屋内なので寒くない!!何時間でもいられます。これだけでも唯一無二の価値がある。

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日没前だとコンテナが並んでいる風景なども見られて予想外に迫力ある眺めでした。用途も名前も知りませんが紅白のキリンみたいなやつ好き。

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で、夜景。なにがすごいってこの灯り全部必要だから付いてるんだよな…ってところ。スマホ写真では全然わかりませんが工場の外壁に外階段がついていて、登りきったところにドアがあり、そこに外灯のようなライトがついている、みたいなのの無数の集まりなんですよ。工場夜景だから当たり前なんですが、それが図らずもこんな夜景を作り上げてるところがすごい。

なばなの里

日が暮れたのでなばなの里に車で移動。こちらはライトアップからイルミネーションまで、光でできる演出全てやります!!って感じで美しさはもちろんボリュームがすごかった。

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京都行かないとこんな水鏡の紅葉は見られないと思っていた。

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メインの天空の船。1ターム10分弱なんだけど、作品は視野に収まらないくらい大きいし音は大きいのに音質はいいしで映画の満足感でした。


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メインから出口に戻る途中でくぐったトンネルはもみじの形のライトが無数に取り付けてあり、色が緑(のとこはうまく写せなかったけど)から赤にじわじわ変わっていく。紅葉を早送りした演出ですっごい楽しかった。

 

ちなみに園内には温泉がついており、入場料1,200円で入れる上に、入場時にもらった千円の金券が使えるので実質200円の上乗せで入れます。タオルとかも追加料金無しで貸してもらえる。もちろん入って帰ったのですが、帰り道は夜も深まってるのに全然寒くなくて、イルミネーションに温泉つけようって言った人天才だなと思いました。

再び近鉄四日市駅周辺

ゑびすや

ホテルが近鉄四日市駅前だったので、戻ってきて夜ご飯。だいぶ時間も遅かったのでお店の選択肢は多くなかったにもかかわらず、感動するくらい美味しかった!!ぱっと見濃い感じかな?って思ったのですが、意外とあっさりしてて、でもラーメン食べてる!っていう満足感もある。食べ終わりたくなかったー。

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夜遅くに女2人でも入りやすい広さと明るさもありがたい。実際子ども連れもいました。

 

本来イルミネーションに全く萌えはなく、丸の内のも表参道も見たけど全然ピンと来ずにいたのですが、工場夜景もなばなの里も、私にすら伝わる迫力でした。あと本当に三重はご飯が美味しい(n回目)。松阪牛とか食べたわけではないのに満足度が非常に高く、諸々ひっくるめて観光価値が高いなーと思いました。

2022振り返り

今年はお節を買って浮いた時間で書き上げたのでアップ!

一月

  • 二年ぶりに駅伝の沿道応援。声出さないで拍手で応援してください!というルールだった
  • 蟹と伊賀牛と日本酒で極楽に連れて行ってもらった@夫の実家
  • 結婚式の初回打ち合わせで、先月出されていた宿題を一つもやっていなかったことが発覚。

二月

  • 鬼滅の刃でえずくほど泣いた。遊郭編が一番好きです。
  • ロシアの侵攻が始まる。正直この頃は現実味がなかった。
  • 友人たちに結婚式の話をオープンにし始める。コロナ再拡大中で不安だったけどみんな温かい返事をくれてうれしかったなー。

三月

  • コロナで何度か延期していた友人の結婚式に参列。新郎挨拶がとても良かった。
  • 白目になりながら招待状の封入などをした。AIに奪えない仕事極まれり。

四月

  • 私生活で楽しいことはたくさんありつつ、ウクライナ化学兵器が使われた可能性があるとの報道が入ってきて、気が塞いでいった。悪夢を見たりした。
  • コロナでいつ結婚式が延期になってもおかしくないと自分で言い聞かせていたのが、この頃から親族からのラインとか友達からの参列メッセージが届いて期待値コントロールできなくなった。

五月

  • 挙式準備に明け暮れたGW。事前にこういう長期休みがなかった人たち、どうやって挙式してたんや。
  • 当日は最高でした。ゲストのおかげ。

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▲当日はめっちゃ晴れた

六月

  • ボーナスで良い評価をもらって驚いた。
  • 近場の親戚で集まる機会があり、義弟が結婚式の動画と写真を繋いだビデオを披露してくれた。編集も選曲もプロ。
  • 整体に通い出す。

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▲結婚式のお花。実家でかわいくしてくれていた

七月

  • 微熱が出て大騒ぎするも陰性。めっちゃ恥ずかしい。
  • 思い立ってきょうだいで鎌倉観光。楽しかった。

八月

  • ジブリのコンセプトカフェに行った。私の夢の国。
  • 初軽井沢!毎年来たい。

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▲かわいすぎる

九月

  • ついに電気代が上がる。
  • ロシアが部分動員に踏み切ったニュースでまた落ち込む。社会が安全だと確信が持てずに落ち込む現象があると教えてもらう。
  • 整体で体の硬さを指摘され、就寝前のカフェインレス生活を始める。

十月

  • 2週連続で私の人生においてとても大事な人たちの結婚式。水分搾り取られた。
  • 水星の魔女にハマる。
  • 推しがセンターになる。
  • 初めてのミュージカル以外の観劇体験。

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▲お花もらってくるのいつぶりだろう

十一月

  • 夫の親族に会いに行く。与えてもらってばかりの旅行だった。
  • 弟に勧められた動画からラランドにハマる。
  • チェンソーマンにもハマる。
  • 妹のドレス選び。感無量。

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▲行きたかったケーキ屋さんにも行けた

十二月

  • 三重旅行。先月からお膳立ていただく旅行が最高すぎて、自分ももっと地元のことを知らねばという気持ちになる。
  • 急に断捨離意欲が芽生えてものを減らすことばっかり考えていた。
  • PMできなすぎて反省。年末年始に復習するぞ。

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ふるさと納税のすき焼き。伊賀牛に始まり伊賀牛に終わった年だった

 

まとめ

自分のも含めて、ハレの日が多かった年だった。参列する側としては、結婚式自体コロナ始まってからほぼなかったので、誰かの幸せを祈るためだけの時間がたくさんあって嬉しかった。ハレの日ってこういうことだよなー。

新郎新婦側としては、ある事情から「挙式した」という事実が私たちには必要だったのですが、他にもメリットはたくさんあったと思う。一例だけど、結婚式は企画と予算の兼ね合いで進むので仕事と同じですが、もちろん本業は別なので100%リソースは避けない、じゃあどこを線引きにする?みたいなすり合わせが夫と非常にうまくいき、信頼度が圧倒的に上がった。喧嘩もせず本人たちの満足感も高いのが一番いいと思っていて(次点で喧嘩して満足度高い)、それが叶った感じ。この辺の話は別でちゃんと書きたい。

一方でコロナも収まらない中戦争が始まったり、テロからカルト宗教まで気が滅入るニュースが多かったなあと思う。こういうのにめちゃくちゃ引っ張られるタイプなのも自覚した。色々値上がりしてるのも、それ単体ではなく背景を想像して落ち込んだ。ニュースで取り上げられたネタにだけ反応する自分が極端で嫌気がさし、意識的にニュース遮断したり、見かねた夫に消されたりしていた。

というわけで久々に自分のバランスが崩れ、取り戻し方がわからないまま年を越したなあ。自分にとって大事な人たちを再認識する機会が多かった分、より守りに意識が行きがちで、それがあまり性分に合わないのかも。私にはどうしようもない現実には募金などしつつ、食らってしまう精神問題はたぶん一気には解決しないので、この一年で気づきを積み重ねたいです。

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▲2022年最後のお買い物は雑誌。ポチタのヘアピンかわいいね

2022/10-12で読んだもの

全然読めなかった!毎週毎週なにかしらの予定が入っていた。ドインドアなのでとても珍しい。結婚式(呼んだやつ、呼ばれたやつ両方)きっかけで会おう!って話になる人が多くて、ありがたい限りでした。

なので今回はさらっとです。

アイドルについて葛藤しながら考えてみた/香月孝史・上岡磨奈

なにかを推すことは加害性を孕むよなーと薄ぼんやり思っていた。今年は私にしては生身の人間を推す機会が多かったのでなおさら。いい時に出会えた一冊でした。同じ悩み持ってる人におすすめ。特に印象的なのは最初の章と最後の章。おもしろいよ。

それにしても最初の章で引用されている元乃木坂のいくちゃんの発言、言語化能力に驚かされる。人に対する誠実さってこういうところで出るよな。

誰が国語力を殺すのか/石井光太

刊行当初めちゃめちゃ炎上してた記憶ですが、私は納得感あった。ルポだし。

共働きが(それ自体を批判する意図はなく)子どもの言語化能力に影響する話もあり、我が身を振り返っても専業主婦の母がしっかり相手をしてくれたことが力になった自覚もあるので、むずかしッ…となりました(国語力)

大阪/柴崎友香・岸政彦

今年は大阪に縁のある年だったなあ、と思います。私は大阪が好きで、1ヶ月に一回くらい行けたら理想だと思っていて、それが今年一時期叶って、ますます好きになりました。大阪すごい。

しかしどれだけ好きでも、個々の友人にはなれるが大阪人にはなれないのだなあと思ってもいて、私が大阪人とくくるからなんでしょうが、それ故にサービスをしてくれている感もある。それでも好きで、文章なら少しでも近づけるかなと思ってこういうの読んでしまいます。

マイスモールランド/川和田恵真
映画見損ねていたのでとりあえず本でと思ったら、しばらく頭から離れなくて困りました。今年1番良かった本。

ウィシュマさんの件でようやく明るみに出てきた感のある入管の問題ですが、そもそも認可のプロセスが不透明すぎる。こんなに無力感のある状況はないと思うのに、その人たちの生活がしっかり描かれているのもよい。川和田さんの取材力が高い。

ラストシーン、最後のお父さんと主人公の会話は必見です。映画も見ます。

漫画

前科者/香川まさひと・月島冬ニ

3巻まで無料キャンペーンに乗っかって読んだ。出所した後の社会復帰が大事って言うけど、どのように?と思っていましたが、こんな役割の方がいらっしゃるのですね。キャラクター設定は創作らしいところもありつつ、手弁当で支援する方々の存在には尊敬しかない。今後が気になる漫画でした。

◾️合計の読書数

12冊

 

2022/8-9で読んだもの

9月が加速度的に忙しくなっていったので、あんまり積読崩せなかったなーとおもってたけど、2ヶ月合算だと結構読んでました。

出社に戻ったらもうこんな読めないだろうなー戻りたくないー

見つけたいのは、光/飛鳥井千砂

評判に違わず面白かったです!

子どもがいる人もいない人も、会社で働くことと家事と育児のバランス調整をしなきゃいけない(同僚の子どもが熱出したから仕事巻き取るとかも含めて)しんどさの描写が丁寧で解像度が上がりました。

結末は明るくて現実的。こういうシスターフッド小説もっと読みたい。シスターフッドはすぐ駆け落ちとかするので読むのに覚悟がいるから…好きだけどね。

 

武道館/朝井リョウ
20周遅れくらいで朝井リョウにハマりました。特にこの「武道館」、アイドルの恋愛禁止ルールに疑問を抱いたことあるならハマると思う。

ファン需要に応えて作られた恋愛禁止ルールですが、幸福追求権は誰にも保障されるもので、変わらねばならないのはファンの方だとずっと思っています。最終章はそういう意味で理想郷でありながら、当たり前の世界でもあるなーと思いました。

てかね、私は推しがなんの問題もない恋愛によって叩かれたり、あまつさえ退場させられるところなんて絶対見たくないんよ!男女関係なくそう思うよ!願いなんて表舞台に長くいてくれることだけよ…それを邪魔するルールは敵。

 

 

理不尽ゲーム/サーシャ・フィリペンコ

ウクライナ侵攻以降、散々擦られているルカシェンコ大統領ですが、「道化を演じるたぬきじじい」の圧政を無視してキャラ消費はできないなと思います。そのきっかけになったのがこれ。

独裁に鬱憤を溜める主人公から非難された母親が「私は選挙にも行ったし、反対票も入れたわ!それ以上何をしろっていうの?」と返す虚しさがすごい。

 

恐れのない組織/エイミー・C・エドモンドソン

心理的安全性」って一人歩きしやすい単語だろうなーと思っていたので、遅ればせながら読めてよかったです。

先行き不透明な世の中で、リーダーは間違う存在であることを自覚し、メンバーの意見を聞いて責任取って決断するのが役割。そのために誰でも奇譚なく意見を言える(=心理的安全性が高い)職場をつくろうよ、って話でした。

 


会話を哲学する/三木那由多

三宅香帆さんの「女の子の謎を解く」でも思ったけど、取り上げられている作品がドンピシャ世代のものばかりになってきて、興味持つきっかけの一つになっている。私は権威に弱く、今までの漫画論とか読むと当たり前に昔の作品が引き合いに出されていて、「これを知らずに新しいものばかり摂取する自分」に無自覚なコンプレックスがあったんだけど、別にそういう話じゃないよな。

内容は若干難しかったのですが、それでも面白いと思いました(私の難しい=自分で後から説明ができない)。特にオリエント急行殺人事件の解説が好きだった。いつか読み返したい。

 

 

超・箇条書き/杉野幹人

この2ヶ月は手当たり次第文章指南本を読んでいた。理由は私とメンバーのコミュニケーションに齟齬が発生しまくっていたから。他の人とは普通にコミュニケーションとれてるようなので私が原因…最初は話し方が良くないのかなと思ってたけど、リモート時代チャットのが多いしそっちをまずは改善しようと思った。

中でもよかったのがこれ。私は読むの速くないけど、読了まで2時間かからなかった。それくらいわかりやすく、なのに濃い!内容は正直他と大きく変わらないですが、わかりやすさがダントツ。文章指南本って大体読みやすいですが(当たり前)、これだけの内容がぐいぐい入ってくるのは他にないと思う。

 


漫画

彼女たちの式典

Twitterで試し読みして気になってた漫画。ちょうどDMMブックスのポイントの期限が迫っていたので買いました。

ほんのり百合だけど、彼氏について聞かれて「優しい人だよ 環(たまき)みたいに」って本人に言う感覚は誰でも持ってるんじゃないかなーと思う。ちゃんと向き合ってくれた人のことは、恋愛か友情かの括りに入れられないことあるもんね。


シメジ シミュレーション/つくみず
少女終末旅行が好きなので買いました。引きこもりだった女子高生とその友達?彼女?が主人公。

終末旅行ほどヘビーな世界観ではなさそうだけど随所に謎が多く油断ならないなーと思いながら読んでいます。

ゆるい会話が相変わらず面白いです。姉との会話「彼女ができた」「引きこもりから進歩しすぎだろ」で笑った。

 

DMMブックスのポイントは夏と冬のセールでなんだかんだ貯まるんですが、期限が1ヶ月だと「もう!?」って慌てて買う、の繰り返しになってきています。最初(60億の大赤字だったやつ)もらったポイントは期限も長かったから癖が抜けない。ちょっとならスルーするけど今も大盤振る舞いなので損したくない気持ちが強くて結局余計に買い物しています。と考えると最初の赤字覚悟CMPは結果功を奏しているのかも。これからもお世話になります。

 

 

■合計の読書数

17冊

義弟への誕プレ本3冊

夫と妹にめちゃくちゃ相談しながら決めました。

義弟に贈るならビジ書がいいな〜と思っていたのですが、仕事のジャンルが違うので結構悩んだ。2人の協力があり、なんとか選べてよかったー!私はもっとビジ書を読まねば。

1冊目:さあ、才能(自分)に目覚めよう

これは義弟から誕プレ本をもらったときから決めてました!就活生の自己分析とか、企業の能力開発とかにも導入されてる有名なテスト。義弟は多才なタイプなので、どんな特性がトップに来るのか興味があります。

私は夫のすすめで一昨年初めて診断しました。一人2,000円弱(=本の値段)しますが、占いとか受けるより安いし根拠もあって楽しい。結果も当たってるな〜と思うことが多かったのでぜひみんなやってほしい。ちなみに私の1番強い特性は収集心でした。

 

2冊目:アイデアのちから

これは夫に勧めてもらった本です。

ちょっと読みにくいかもーと言われましたが、読んでみたら面白かったので決めた本。でも読み切ってはないので、もし読んだら感想教えてもらおうと思ってます!他力本願。

 

3冊目:SENSE 

衝動買いでした。感覚マーケティングというのがテーマ。義弟が最近マーケ周りを勉強していると聞いたので(妹のタレコミ)、マーケ本のコーナーを回っていたら新刊で棚に並んでいた。帯に「クラブハウスはなぜ覇権を握れなかったのか?」みたいなことが書いてあり、それは気になる!と思って買いました。人にあげるもんなのにごめん。

新刊でまだレビューもなかったので賭けですが、面白くなかったら売ってもいいというのが本をプレゼントするときのルールなので、一個くらい未知のものを入れたく、ちょうどいいのが見つかってよかったです。

 

人に本を贈るのが一番緊張するし一番楽しいですね。選書の腕磨いていきたいです。